PayPal世界の消費者に関する調査結果を発表(店舗向け)

2018年7月23日 | Adriana Bello

アメリカ サンノゼ

海外からの消費者を惹きつけ、事業を拡大するには、世界の消費者の購買傾向や彼らが直面する問題を理解することが欠かせません。ペイパルでは、何年にもわたり、海外の消費者の購買動向を店舗に提供しており、このたび、4回目となるグローバルの越境商取引レポート[1]の結果を発表することとなりました。この調査結果は、店舗にとってグローバルでの販売に関して新しい機会を発見し、販売拡大を促進するための手がかりとなることでしょう。

今年は、31ヶ国にわたる34,000人以上の消費者を対象に、国内と海外の両方のオンラインショッピングの利用方法と、利用する理由について調査を行いました。マクロレベルでは、彼らの回答から多くなチャンスがあることが明らかになりました。

海外通販サイトの利用は急速な成長を続けています。 調査した31ヶ国では、調査対象の消費者の約半数(50%)が海外通販サイトで買い物をしていると答えています。最も割合が高いのは中東の消費者で70%、続いてアフリカの消費者で62%です。アイルランド、オーストリア、イスラエルといった国では、調査対象の消費者の約80%が、年間で定期的に海外の通販サイトで買い物していると答えています。海外の通販サイトで購入される商品で最も人気なのは、洋服や靴(68%)、家庭用電化製品(53%)、玩具(53%)です。

モバイル端末やタブレット端末を利用したオンラインショッピングは拡大を続け、世界で最も人口の多い国々では、すべての購入額の半数近くを占めています。調査によると、モバイル端末やタブレット端末を利用した購入は、中国では53%、インドでは48%、米国では45%を占めています。東ヨーロッパを除くと、モバイル端末やタブレット端末による購入の合計は、世界中の決済額の30%以上に上ります。

開発途上国ではeコマースが順調に成長しています。インド、アルゼンチン、フィリピンなどの国では、調査対象の消費者によるオンラインショッピングの利用額が前年と比較して大幅に増加しており、各国のeコマースの年間成長率がそれぞれ42%、40%、26%増加しています。 ペイパルでは、ペイパルのプラットフォームを利用した海外通販サイトでの購入による越境決済額に年間ベースで顕著な成長が見られ、2016年の第1四半期から2018年の第1四半期にかけて49%増加しています。海外の通販サイトで購入したいと考える消費者を、店舗側がどのように認識して販売につなげていったらよいのか。当社の調査では、世界での販売機会を拡大するために店舗が注力すべき次の4つの分野が浮かび上がりました。  

競争力のある価格設定。世界中の消費者が海外の通販サイトで買い物をする理由の第1位(72%)は、より良い価格で買えることです。価格競争をしたり、消費者に割引価格で提供したりする店舗は、グローバルな競争でも有利であると言えます。消費者は総合的な価格で比較します。消費者の25%が配送料が高いと海外通販サイトからの購入を避けると回答し、24%が購入に伴う関税、手数料、税金について同様の不安を示しています。購入に関連するすべての費用を事前に開示している店舗については、海外の消費者のコンバージョン率が向上する可能性が高まります。

独自の商品。消費者が海外の通販サイトで買い物をする理由として2番目に多く挙げた理由は、自国では購入できない商品が揃っているという目新しさ(49%)や、新しい面白い商品を発見できること(34%)でした。ノルウェー、メキシコ、アイルランド、カナダの店舗から買い物をするグローバルな消費者の半数以上が、自国では購入できない商品を購入するために利用しており、チェコ共和国、イスラエル、ブラジルの店舗から買い物をする10人に4人が新しい面白い商品を購入するために利用しています。独自の商品を揃え、検索で商品がヒットしやすくなるような明確なSEO戦略を持っている店舗は、このような市場でリードします。

自国通貨で支払える。調査対象の消費者の4人に3人が、自国通貨で購入するオプションを希望し、10人中6人が購入前に換算レートを確認しています。ペイパル決済のオプションを提供することで、これらのニーズを簡単に満たすことができます。当社のプラットフォームでは、消費者と店舗間で100を超える通貨で決済ができます。  

セキュリティと安心感。決済方法を選択する際、海外通販サイトの利用者の最優先事項は「安全な支払方法」(44%)です。さらに消費者は、商品が届くという安心感(24%)、さらに商品に問題があった場合の返品が可能であること(22%)を求めています。ペイパルでは、消費者向けの買い手保護制度と、店舗向けの売り手保護制度を提供し、適用対象となる取引を保護しています。

 

消費者の好みに対応するようにウェブサイトを調整することで、海外取引による売上を伸ばせる可能性があります。国別の調査結果については、新しく更新されたペイパルパスポートサイトに全データがアップロードされているのでご覧ください。

 

事業主の皆様が、ビジネス拡大と海外からの利用者を増やすために実現可能な対応・対策について検討されることを推奨いたします。 

 

[1]ペイパルに代わってIpsosが行った調査では、代表的なクォータサンプリングとして約1000~2000人(合計で34,052人)の成人(18歳以上)でインターネット接続が可能なデバイスを使用するユーザーを、31ヶ国(アメリカ合衆国、カナダ、英国、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、ベルギー、ノルウェー、オーストリア、ロシア、ハンガリー、ポーランド、チェコ共和国、ギリシャ、イスラエル、アラブ首長国連邦、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、南アフリカ、インド、中国、日本、シンガポール、香港、オーストラリア、フィリピン)からそれぞれ抽出しました。調査は2018年3月13日から5月1日までオンラインで実施されました。

 

データは、各国のオンラインショッピングの利用者の出現率に関する外部傾向のデータに基づいてすべての国で重みづけされ、パネルバイアスのために調整されています。
Adriana Bello、ペイパル 越境取引担当最高責任者

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