FATCAは「外国口座税務コンプライアンス法」の略称で、米国以外のアカウントに関連した所得の報告を行わない米国人(個人または法人)による脱税行為に取り組むことを目的として制定された米国の法律です。

FATCAは、PayPalの米国以外の子会社の一部に、アカウントが米国人(個人または事業体)によって保持されているかどうかを判断するため、アカウント保有者から情報を収集することを求めています。

米国以外のPayPalアカウント保有者がPayPalサービスを利用するには、一連の質問に回答し、場合によっては書類を提出することで、FATCAの要件を満たす必要があります。

また、PayPalは、既存のお客さまの記録を見直し、お客さまのステータスがFATCAの目的で米国人または米国以外の個人として適切に文書化されていることを確認します。以下の場合は、お客さまに追加の書類を依頼する必要があります。

• お客さまについて以前に収集されたデータが、税務書類または自己申告書の情報と一致しない場合。
• お客さまが非米国人であると主張するものの、顧客情報に米国の識別子が存在する場合。

PayPalでFATCAを完了する方法は以下のとおりです。

1. お客さまのアカウントのダッシュボードで、通知アイコンをクリックしてください。
2. FATCAの通知をクリックしてください。
3. 手順に従って確定申告状況を確認し、必要な情報を入力してください。

電子署名または書面での署名を行う前に、証明書を読み、確認してください。虚偽の報告をした場合は、適用法に基づき処罰の対象になる可能性があります。フォームに関してご質問またはご不明な点がございましたら、税理士にご相談いただくことをお勧めいたします。

米国および外国の多くの管轄区域との間の協定は、FATCAの要求により影響を受ける可能性のある、現地銀行の機密およびプライバシーの問題に対応するため、アカウント保有者の情報交換を規定しています。FATCAに従い、米国内国歳入庁(IRS)または国内の規制機関に共有された情報は、PayPalのプライバシーステートメントの対象ともなります。