チャージバック保護とは何ですか?
チャージバック保護は、適用対象となる売り手のクレジットカードまたはデビットカードによる不正取引のリスクを軽減する、オプトイン型のリスク製品です。PayPalは、お客さまのアドバンストクレジットカードおよびデビットカードの取引を「商品未受領」のチャージバックから保護します。また、必要な情報をご提出いただくと、チャージバック手数料が免除され、異議対象金額の保留が解除されます。チャージバック保護の契約条件をご覧ください。
この機能は、アドバンストクレジットカードおよびデビットカードによる支払いを利用できるビジネスアカウントでのみご利用いただけます。
チャージバック保護の適用対象となる売り手について教えてください。
チャージバック保護の対象となるには、売り手は、PayPalビジネスアカウントを持ち、アドバンストクレジットカードおよびデビットカードの支払いを有効にしている必要があります。
売り手がチャージバック保護を申請する方法を教えてください。
売り手の方は、PayPalアカウント内からチャージバック保護を申請することができます。[アカウント設定]内の[優先支払方法の設定]にある[リスクと不正行為の管理]をクリックし、[チャージバック保護]を選択してください。なお、ご利用にあたり条件が適用されます。
チャージバック保護のしくみを教えてください。
お客さまのすべてのアドバンストクレジットカードおよびデビットカードの取引についてリスクに関する意思決定を行い、不正な支払いを拒否します。承認された取引が後に不正取引と判明した場合は、必要な情報をご提出いただくとチャージバック保護が適用されます。
- アドバンストクレジットカードおよびデビットカードの支払い取引を監視します
- アドバンストクレジットカードおよびデビットカードの支払い取引の不正リスクを審査します
- 弊社がお願いした情報を確認し、後に取引が「未承認」または「商品未受領」であることが判明した場合は、チャージバック手数料を免除し、異議対象金額の保留を解除します
売り手がチャージバック保護を終了する方法を教えてください。
チャージバック保護はいつでも終了できます。損失の年間上限、固定期間、収益の要件、キャンセル料はありません。[アカウント設定]内の[優先支払方法の設定]にある[リスクと不正行為の管理]をクリックし、[現在保護は必要ありません]を選択するだけで終了が可能です。
チャージバック保護にかかる費用を教えてください。
最新の手数料については、PayPalのマーチャント手数料のページをご確認ください。
*手数料は変更される場合があります。
チャージバックの対象となる場合の異議について、売り手が提出する必要がある情報を教えてください。
チャージバックが発生した場合、売り手がチャージバック保護の対象となるには、問題解決センターからの要請に従って発送証明/配達証明を提出する必要があります。
チャージバック保護の適用対象となる取引の種類を教えてください。
チャージバック保護は、PayPal Commerce Platformのアドバンストクレジットカードおよびデビットカード(ACDC)による支払いに適用されます。一部の取引は適用対象外です。
チャージバック保護の適用対象となるチャージバックのタイプを教えてください。
チャージバック保護の対象となるのは「未承認」および「商品未受領」のチャージバックのみです。チャージバック保護を受けるには、PayPal問題解決センターでチャージバックの異議に対応する必要があります。
チャージバック保護の適用対象とならないチャージバックのタイプを教えてください。
「商品が破損している」「説明と著しく異なる」「返金が処理されていない」「重複請求」など、「未承認」および「商品未受領」以外のチャージバックはチャージバック保護の対象外です。お客さまには、PayPal問題解決センターで、これらのチャージバックの異議に通常どおりご対応いただく必要があります。
チャージバック保護と不正対策の違いは何ですか?
チャージバック保護 | 不正対策) |
チャージバック保護は、対象となるPayPalの売り手様が有料で利用できる、組み込み型のリスク判断ツールです。 | 不正対策*は、すべてのPayPalの売り手様が無料で利用できる、組み込み型の不正分析ツールです。 |
PayPalは、リスクモデルとリアルタイムの分析を使用し、リスクレベルに基づいて取引を受諾または拒否します。 | 売り手様は、不正対策ツール内でリスクルールとフィルタを設定し、どの注文を受諾または拒否するかを決定できます。 |
PayPalは、弊社が依頼した情報を売り手様から受け取った後に発生する可能性のある「未承認」または「商品未受領」のチャージバックについて、チャージバック手数料を免除し、売り手への異議対象金額の保留を解除します。 | 不正対策を使用した場合に発生する可能性のあるチャージバックについては、売り手様の責任となります。 |
*チャージバック保護に登録すると、アカウントの不正対策が自動的に無効になります。お客さまがチャージバック保護に登録されている場合は、不正対策のダッシュボードにアクセスできなくなりますのでご注意ください。