支払いデータ転送
はじめに
技術概要
マニュアル
コードサンプル


技術概要


支払いデータ転送(PDT)を利用すると、買い手が支払いを終えて元のウェブサイトに移動した時に、取引の詳細を買い手に表示することができます。

しくみ



この POST は https://www.paypal.com/cgi-bin/webscr に送信してください。

PayPal は応答の本文で、「SUCCESS」または「FAIL」を返します。「SUCCESS」応答を受け取った場合、応答の本文の残りは、key=valueという形式での取引詳細で、1 行に1つ入っています。この場合、keyとvalueは両方とも、URL エンコード文字列です。この応答データを適切に解析し、さらにウェブ復号化する必要があります。

正常完了応答の例:
SUCCESS
first_name=Jane+Doe
last_name=Smith
payment_status=Completed
payer_email=janiedoesmith@hotmail.com
payment_gross=3.99
mc_currency=USD
custom=For+the+purchase+of+the+rare+book+Green+Eggs+%26+Ham
...

顧客に対して、適切であると考える支払い詳細はすべて表示することができますが、PayPal では、配送先住所、支払者メール、および支払い済み金額を含めることをおすすめします。自動的に注文を履行する場合を判断するのに PDTを使用する場合は、「payment_status」が「Completed」であることを確認してください。買い手は、即時に決済されない eCheck などの方法を利用する可能性があるためです。



応答が「FAIL」だった場合は、PayPal に再送信を試み、失敗に終わったネットワークエラーであったかどうかを判断できますが、2 回目の送信も失敗に終わった場合、PayPal では、お客様のスクリプトを確認し、詳しく調査することをおすすめします。
  • 誰かがすでに完了した取引を再利用しないようにするために、「txn_id」が重複していないことを確認します
  • 不正アカウントに送金されないよう、「receiver_email」がお客様の PayPal アカウントに登録されたメールアドレスであることを確認します
  • 価格が変更されていないことを確認するために、商品番号や価格など、他の取引の詳細をチェックします。

IPN変数

即時支払い通知(IPN)を利用する際の詳細な手順とIPN変数の一覧については、ウェブ ペイメント スタンダード インテグレーションガイドを参照してください。

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